柏流山夜間どうぶつ病院についに内視鏡を導入致しました。
内視鏡の利点はメスを入れてお腹を開けることなく、胃腸などの消化管の検査や胃内の異物を取り除いたりできる点です。また、喉の奥や鼻の奥など通常では観察できない場所も観察できます。
夜間では主に誤飲した胃内の異物の除去に使用することが多いです。吐かせる処置で吐けなかったものは通常では手術が必要ですが、内視鏡があれば体にメスを入れずに取り除くことが可能です(異物の形状や大きさによっては取り除けないケースも稀にあります)。麻酔は必須ですが、手術と比べて内視鏡なら動物への身体の負担も少なく、入院も不要で、ご費用も抑えることができて良いことばかりです。
今後も当院では飼い主様や動物にとってメリットのある機器や技術はどんどん取り入れていく予定です。
何かお困りのことがあればまずはお電話ください。
柏流山どうぶつ病院 院長 德山智信